自転車について

Giro d'Italiaについて
ジロ・デ・イタリア

 毎年5月に約3週間かけて行われるステージレースで、コースは毎年新たに設定される。「イタリアを一周する」という表現がされることもあるが、各ステージ は地理的には連続していないことも多く、 サルジニア島やシチリア島など島でのステージもある。ステージ数は通常21。平坦ステージ、山岳ステージ、タイムトライアルステージ(個人、チーム)と多彩なステージ設定がされている。
総合成績1位の選手には「マリア・ローザ」と呼ばれるピンク色のジャージが与えられるほか、スプリント賞、山岳賞、インテルジロ賞、新人賞といった各賞の対象者も特別なジャージを着用する。
ツール・ド・フランスに比べ、勾配の厳しい坂を登る山岳ステージが多いため、上りを得意とするクライマーが活躍する機会が多い。1990年のクラウディ オ・キアプッチや1995年のトニー・ロミンゲル、1998年のマリアーノ・ピッコリのように、厳しい山岳コースが設定された年は山岳賞はおろかスプリン ト賞すらクライマーが獲得してしまうこともある。
また、5月のアルプスはまだ雪の中であり、選手は坂だけでなく、厳しい寒さや悪天候とも戦うことになる。そのためイタリア人からは、「ツール・ド・フランスが世界最大のレースなら、ジロ・デ・イタリアは世界最高のレース」と評される。

ツールドフランスについて
ツールドフランスについて

 毎年7月に3週間以上かけて行われるステージレースで、距離にして3500km前後、高低差2000m以上という起伏に富んだコースを走りぬく。フランス国内でのレースが中心だが、イギリス、イタリア、スペイン、ベルギー、モナコなど周辺国が舞台になるステージもある。ステージ数は通常21前後。平坦ステージ、山岳ステージ、タイムトライアルステージ(個人、チーム)と多彩なステージ設定がされているが、山岳の比重が大きくなることの多いジロ・デ・イタ リアやブエルタ・ア・エスパーニャに比べて平地ステージと山岳ステージのバランスがとれた構成となっている。
1社ないし数社のスポンサーの名を冠した20~22のチームが9人編成で参加するが、出場する選手の国籍はヨーロッパだけに限らず、アメリカやオーストラリア、カザフスタン、コロンビアなど多様で、非常に国際色豊かな大会となっている。
総合成績1位の選手には「マイヨ・ジョーヌ」と呼ばれる黄色のジャージが与えられるほか、スプリント賞、山岳賞、新人賞といった各賞の対象者も特別なジャージを着用する。

自転車とは
自転車とは

 自転車は大きくわけて、マウンテンバイクとロードレーサーの2種類があります。マウンテンバイクは、山道や悪路の走りに対応したつくりで、ロードスポーツは舗装路でのスピード性を求めた走りに対応しています。
大阪・堺に自転車関連企業が多いわけは、歴史を遡ると12世紀後半から13世紀にかけて、河内国丹南郡は、渡米人系氏族の流れを汲んだ技術を持った人々が居住しており、鋳物師と呼ばれた彼らはエリート集団として仏像や鐘、湯釜などを鋳造していた。時代が下って14世紀になると、てつの需要は刀などの 武器や農機具、什器にまで拡大し、鋳物師は新たなビジネスを求めて、海沿いの堺へ移住する。
堺はその後自由貿易都市として発達し、海外から物資が多く流入、中でも鉄砲は当時の最先端技術であり、鋳物師は見よう見真似で国産の鉄砲を作り始める。
江戸時代には大坂と堺は”天下の台所”として巨大都市化、鉄砲、刀剣鍛冶は地場産業として発達していった。こうした素地のあったこの地域に、明治時代になると、砲兵工廠と造幣局が設立され大量の金属をあらゆる加工法で大量生産する施設で大阪は、日本の鉄工業の中心地となった。
そして幕末~明治初期には堺に自転車が海外から持ち込まれたとされ、また自転車が普及するにつれ整備や修理に、高度な金属加工技術を持っていた堺の職人が活躍した。前記の官営工場の存在も、周辺地域の金属関連産業の発展に貢献した。

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